背中ニキビを治す方法

背中ニキビの治療はなかなか面倒なものです。顔のニキビは普段自分でよく見ますから洗顔などもまめにできますし、状態のチェックもしやすいのですが、背中は自分では直接見ることもできず、鏡を使っても近づいては見られませんから、チェックもしづらいわけです。


こうした背中ニキビの治療にはまずは入浴が一番です。入浴といえばボディーシャンプーがポイントになります。過剰な皮脂の分泌が原因となる背中ニキビではありますが、あまり洗浄力の強いボディーシャンプーを使うと、本来皮膚に最低限必要な潤いまで洗い落としてしまうことがあり、肌が乾燥し過ぎた状態となって好ましくありません。


同様にキレイにしようとナイロン製のタオルなどでゴシゴシこするのも避けた方が賢明です。ボディーシャンプーの選び方としては、植物成分や保湿成分配合の比較的低刺激のものを選ぶのが無難で、皮膚科ではニキビ専用のボディーシャンプーもあり、これもお勧めとなります。


もうひとつは入浴剤を使用することで、特に背中ニキビには100パーセントドクダミ成分の「草花木果・そうかもっか」の入浴剤などが効果もありそうです。ドクダミは漢方では解毒剤として用いられているドクダミ科ドクダミ属の植物で、魚腥草桔梗湯、五物解毒散などにも処方されているもので、この入浴剤では乾燥したドクダミが1包ずつ袋詰めにしてあるので、入浴する時には袋を軽くもんで浴槽に入れるだけという手軽さです。


普段シャワーだけで済ましているという人も、ぜひ入浴に切り替えてみてください。更に、入浴後はニキビケア用のローションをつけるようにすれば効果も高く、自分でつけにくいときには家族にお願いするなど工夫してください。